モンゴル乗馬ツアー 1 初回トレッキングまで
1.YOUはなぜモンゴルに?
GWを利用して、「大草原を馬で駆ける!」という念願をかなえるべく、モンゴルの大草原へ。ちなみに乗馬は体験乗馬を3回したことがあるだけなので、日本では駆けさせてはくれないレベル。しかしモンゴルなら!
2.ツアー概要
英語圏でないこともあり、ツアーを利用しました。
テレルジ国立公園内の草原を馬で巡るツアーで乗馬時間は二日の間に3時間×4回。
宿泊はゲル。五月のモンゴルは寒いので夜は薪ストーブで暖をとることに。
(市内観光も一日あり。)
Photo 1. テレルジ ツーリストキャンプのゲル
Photo 2. ゲルの中
2.出発前準備
まずは、各自に馬が割り当てられた後、モンゴル人ガイドさんにより、各自の体型に馬具の位置を調整がしてもらいました。乗馬前の心得として、「モンゴルの馬は牧場で飼われている日本の馬とは違って、野生で生活させてる。野生動物と同じと思って接してほしい。」との事。気を引き締めねばというところだが、乗り方の説明に関しては「自転車みたいなもんだから乗ってたら覚える。」という日本では考えられないざっくりした説明。
まずは、各自に馬が割り当てられた後、モンゴル人ガイドさんにより、各自の体型に馬具の位置を調整がしてもらいました。乗馬前の心得として、「モンゴルの馬は牧場で飼われている日本の馬とは違って、野生で生活させてる。野生動物と同じと思って接してほしい。」との事。気を引き締めねばというところだが、乗り方の説明に関しては「自転車みたいなもんだから乗ってたら覚える。」という日本では考えられないざっくりした説明。
Photo 3. ジョー初日
馬はそれぞれ性格が異なっていて、先頭集団にいたがる子や、集団から少し離れて歩きたい子等がいます。ジョーは常に最後尾に行きたがる子でした。最初は「ちゃきちゃき歩いてくれへんかなぁ…」と不満があったものの、走り出すと一気に集団を抜き去り、先頭へ躍り出てくれる子だったので、走れるようになった二日目からは好きに!
3. 1回目の乗馬トレッキグ
キャンプから約8km先にある遊牧民のゲルを訪問するべく、自然放牧された馬や牛を眺めつつ常足(“なみあし”,普通に歩く)、地面の状態が良い場所では速歩(”はやあし”、小走り。かなり上下に揺れる)で乗馬トレッキング。
キャンプから約8km先にある遊牧民のゲルを訪問するべく、自然放牧された馬や牛を眺めつつ常足(“なみあし”,普通に歩く)、地面の状態が良い場所では速歩(”はやあし”、小走り。かなり上下に揺れる)で乗馬トレッキング。
Photo 4 出発地点
残念ながら乗馬中は写真撮ったらダメという事だったので、写真がとれておらず、写真は休憩中のものだけになってしまいました・・・。これは乗馬中にカメラを出したり、不要な音を出したりすると馬が驚いて危険だからという理由。
しかし一緒についてきてくれた遊牧民の方は、スマホで友達と喋って大声で笑ったり、タバコ吸いだしたりとやりたい放題。この適当さは海外旅行ならでは。日本人がやったらムカつくのでしょうが、異文化圏の人が大草原でとなると許せてしまうのが不思議。
4. 遊牧民のゲル訪問
昼にお酒を飲むときの作法として、右の薬指でカップ内のお酒をすくった後、親指をつかってデコピンの要領で天へ散らすというものがあるそう。これはかつて13世紀初頭にモンゴル帝国を築き上げたチンギス=ハンの父親は毒殺された為、毒で変色する銀の指輪を付けるようになり、酒を頂く前に確認するようになったことが由来であるとの事。
皆がへーっと感心した後、「この作法、始まったのは19世紀にソ連に併合されてからデス。」というガイドAさんの一言が!さらにAさんは、遊牧民宅のソファーにどっしり座り込んでお酒をめっちゃ飲んでおり、ゲルからの帰りは歌を歌うほど。
そして、午後のトレッキングではさらにAさんが本領を発揮しだしたのであった。